「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の感想

元ヤンキー少年が書いた本だから共感できる

「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の著者である香取貴信さん。

書中でも述べられていますが、元ヤンキー少年なんだそう。講演されている現在のお姿を動画で拝見したことがありますが、元ヤンキー少年と言われるとそうなんだろうなという雰囲気でした。

そんな元ヤンキー少年がディズニーランドでの指導で変わっていく姿を見ることができる。そんな1冊に仕上がっています。

ディズニーランドの裏側をのぞき見することができる。

東京ディズニーランドって決して安くありませんが、顧客の満足度が非常に高いテーマパークですよね。

数年前に家族で行ったのですが、正直あまり興味がなかった僕でさえまた家族で行きたいと思わせてくれるテーマパークでした。

そんな東京ディズニーランドのサービスやスタッフ教育の考え方を疑似体験できる書籍が「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」です。

仕事とは何か、サービスとは何かを考えさせてくれる

「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」を読むと、仕事とは何か、サービスとは何かを考える機会を得られます。

サービス業はもちろんですが、サービス業ではない方でも基本に立ち返るいい機会になると思います。

仕事とは誰かの悩みを解決したり、誰かに喜んでもらうこと

目の前の仕事（作業）に追われるとついつい忘れてしまいがちですが、仕事って誰かの困りごとを解決できたり、誰かに喜んでもらったり、そこにありがとうがあるから成立しているんですよね。

そのありがとうの対価としてお金をいただいているということを結構忘れてしまいがちもしくはその意識がない方も多いんじゃないかと思うんです。

「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」を読めばそんな基本的なところを理解したり、再認識させてもらう機会を得ることができます。

ディズニーランドはゲストに楽しんでもらうことに全力を注いでいる

ディズニーランドに行かれた方でスタッフの方の対応に不満を持たれた方っているでしょうか？こんなところ二度と来ないって怒って帰るお客さんがいるでしょうか？おそらくいないんじゃないかと思うんです。

自分が行った際もそうでしたが、高い料金を払って、アトラクションに長時間並んでも、不満が出ずに、また来たいと思って帰る方が大多数だと思うんです。

その秘密がこの本に書かれていました。

ディズニーランドのスタッフ教育ではとにかくゲストに喜んでもらうことが第一なんだと感じました。

髪型や服装などの身だしなみもお客様（ゲスト）に不快感を与えないために徹底されていることがわかります。

ディズニーランドのようなサービス業でなくても、どうすればお客様に喜んでいただけるのか、どうすれば不快感を与えないかは意識をして仕事をしていきたいですね。

「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」を読んでほしい人

この本を読んでほしいなと思うのはこんな方です。

レベルの高いサービスの考え方にふれられる

ディズニーランドのサービスの質ってとても高いと思います。ディズニーの満足度が高いのはキャラクターだけではなくて、キャスト（スタッフ）の対応が素晴らしいからだと思います。

そんな質の高いスタッフ教育のエッセンスを自分の仕事に取り入れちゃいましょう。

仕事で悩んでいる人には仕事に向き合う姿勢を学ぶことができる

この本では教える立場でのエピソードと教わる立場のエピソードが両方書かてれいます。

部下への指導方法や上司とのコミュニケーションをとるうえで参考になるはずです。

また、仕事とは、本当のサービスとはという考察もありますので仕事の悩みを解決する一助になる書籍だと感じました。

ディズニーランドが好きな方

ディズニーのキャラクターではなくサービスが好きな方に、どのような理念で教育されているのかを垣間見ることができるのでおススメです。

ベストセラー書籍なので読まれた方も多いと思いますが、まだ読んだことがない方は一読の価値ありだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。