電通のコピーライター梅田悟司さんの著書「言葉にできる」は武器になる。を図書館で借りて読んでみました。
自分の思いを他人に伝えたいという気持ちがあり、うまく伝える方法を学びたいと思い手に取りました。
読んだ感想を一言で表現すると、購入して何度も読み返したい本です。
第1章の冒頭に伝わり方は4種類あると書かれています。
不理解・誤解 ⇒ 理解 ⇒ 納得 ⇒ 共感・共鳴
できることならば人に共感・共鳴してもらえる伝える力を身につけたいですよね。
内なる言葉と向き合う
第一章のタイトルが”「内なる言葉」と向き合う”となっています。
内なる言葉ってなんだろう?って思いますよね。
鴨頭さんのyoutubeでインナーワードは30000語っていう動画がありましたが
普段頭の中で呟いている言葉のことを指すのだと思います。
言葉には内なる言葉と外にむかう言葉がある。
私たちは何かを考える際、言葉を使って思考しています。
考えている言葉。自分の内部に向けて発している言葉=日々の言動なのだと思います。
外に向かう言葉は反対に誰かに向けて何かを伝えたいときに発する言葉です。
いくらきれいな外なる言葉を並べても内なる言葉と一致していないと伝わらない。
外に発信する言葉をどれだけきれいな言葉を並べても、どれだけ飾っても、
内なる言葉が伴っていなければ相手には伝わらないそうです。
自分の内側に向けた言葉=自分の言動が素晴らしければ言葉はたどたどしくても相手には伝わるのだと思います。
1章だけでも読んでください 鴨tubeより抜粋
ちょうどこの本を読んでいるときに鴨tubeを見ていたら鴨頭さんがこの本を紹介している動画を視聴しました。
鴨頭さんはとても良い本なので時間がない方は1章だけでも読んでって紹介されています。
2章では正しく考えを深める思考サイクルについて書かれています。
2章では内なる言葉の質を高める=自分を高めるための具体的なメソッドが書かれています。
ここに書かれている内容を理解し、実践できれば考えを整理し、内なる言葉の質をためていくことができると思います。
内なる言葉を磨いて自分の思いと共感・共鳴してもらえるように成長していきたいですね。
3章はプロが行う「言葉にするプロセス」
3章ではプロが行う言葉にするプロセスとして具体的な事例を挙げて解説されています。
テクニカルな部分ですが、ここを3章にしているところがこの本の良いところだと思います。
本や、セミナーなどで伝える方法や話し方について教える場合、
通常はこの本の3章のようなテクニックの部分を教えることが多いと思います。
ですが、この本にも書かれているように中身のないままでテクニックをいかに駆使しても思いは伝わらないばかりか、かえって反感を買ってしまったりあらぬ誤解を招いたりするのだと思います。
自分は思いを伝えることが得意ではありませんでしたが、この本に出会い、学んだことを実践していけば、伝えることが得意になれると確信しています。
まとめるとこんな感じです。
- 1章で内なる言葉について学ぶ
- 2章で内なる言葉を高める方法を学び実践する。
- 3章で外なる言葉を高める方法を学び実践する。
まだ読んだことのない方は是非手に取って読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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